構想１０分。お風呂で考えました。
ホントはこれをアニメにしたかったのですが、士郎たんがガンドをよけるシーンだけでも動画が７枚くらいになると予想。無理。
地の文が全く書けず、かっこ悪いことこの上ないのですが、ＳＳじゃなくてプロットか何かと思って読んでいただけると助かりマスク。

++++++++++++++++++++

　　───遠坂のガンドをかわした。

　信じられない、という顔で俺を見ている遠坂に「前に一度喰らってるからな」と答えた。

　魔術師に一度見た技は二度通用しないのだ。

　ちょっと過激なことをしようとするとこいつを打ってくるので、今回はこのあたりで来ると予測できた。ちなみに前回は遠坂を■■■■■にしようとしてガンドにやられた。
　しかしこのガンド封じ技（シベリア仕込）で遠坂に残された手はないはずだ。これでじっくり遠坂を味わうことができる。
　さあ、と遠坂に向き直ったときドアの向こうで何かが倒れる音がした。

「･･････」
「･･･うう･･･」
　そこでうめき声をあげていたのは桜とセイバーだった。俺がよけたガンドは扉を突き破り、そのまま扉の向こうにいたふたりに直撃したようだ。
　ていうか、何でそこにいるんだおまえら！？
「せ･･･せんぱい･･･」
「桜ーー！！」
　苦しげな声を出す桜に駆け寄る。
「･･･せ、先輩がチョコレートを食べ損ねたことで･･･ひどく落ち込んでいるとセイバーさんから･･･聞いたものですから･･･。」
　桜は震える手でリボンのついた小箱を俺に差し出す。桜と一緒にガントを受けたのか、その箱は少し変形している。

「もう･･･渡せないと思ってんですけど、こ･･･このチョコ、受け取ってもらえますか･･･？」
　それだけ告げると桜の体は力を失い、床に落ちた。意識が落ちる寸前、桜は俺を･･･というか、俺の股間を見つめて弱々しく微笑んでいた。
　忘れてたけど、俺、裸でした。

「ありがとう桜、俺はお前の想いを無駄にはしない。お前の分までこのチョコレートを食べるぞ」
　桜のチョコレートを包みから取り出し、一口で飲み込む。
　
　その瞬間、体中に痺れが走り、寒さと吐き気に襲われた。
「こ･･･れは･･･？」


「遠坂の魔術特性は転換。力の蓄積と流動よ、衛宮くん。」



ＤＥＡＤ　ＥＮＤ



++++++++++++++++++++

どちらにしろ死にます。
てゆーかガンドってチョコレートに蓄積できるんですか･･･？無理ですか。

車田顔でうんちくたれる士郎たんが描きたかったです。